四十九日忌は、逝去から四十九日目に行う法要です。
四十九日の準備
こんにちは、ふぶさんです。
葬儀の後、葬儀社から「回忌法要のご案内」をもらいました。
ご逝去日、お葬式、初七日、四十九日忌、初盆・新盆、一周忌それぞれの日付が入れてありました。
会食とかご用命あればお手伝いしますよ、ということでしょう。
1年以内だけでこれだけあるんですね。そのあとも、三回忌とか七回忌とか…。
お葬式を終たら早速、お役所などの手続きと並行して、四十九日の準備を行う必要があります。
葬儀社でもらった「法要に際し、事前用意・持参するもの」には以下のように書かれていました。
通夜・告別式はコロナの波がちょうどおさまっていた時期で、県外の親族にも出席してもらいました。しかしまたすぐ感染者が増え始めたため、四十九日は市内の親族に絞り、会食ももちろんナシにしました。
まずは菩提寺に連絡して日程を抑える必要があります。
お布施や塔婆料も菩提寺に直接相談。会食はしないので引き物も用意しないことを伝えると「今は皆さんそうされる方も多いです」とのこと。
そして石材店の手配。
菩提寺にあるうちのお墓は父が建てたもので、祖父や祖母が眠っています。
その時にお世話になった石材店を母が覚えていたのでそこへ連絡。
お葬式の時の位牌は、葬儀会社で用意してくれた白木位牌でしたが、四十九日法要で本位牌(黒塗)に魂入れをしてもらいます。
実家の仏壇には祖父や祖母の位牌があるのですが、ご先祖より大きい位牌にしない、というものらしいので、祖父のよりちょっと小さい、祖母の位牌と同じサイズの位牌を注文しました。
四十九日法要・納骨
四十九日法要は、市内の親族のみで行いました。
菩提寺に父のお骨と本位牌を持参し、ご住職の読経とお焼香のあと、墓地で納骨・お墓参り。
これで、「死亡診断書」「死亡届」「埋火葬許可申請書」「火葬許可証」「埋葬許可証」と続いた書類のリレーも終了。
片付けと葬儀費用の清算
四十九日法要のあと、実家で葬儀社の人と最後の打合せ。
それまでお骨を置いていた祭壇や枕花を片付けてくれました。
両親の知人となるとやはり高齢で、フットワークが軽くはない方が多くなります。それでも、お葬式の後もぽつぽつと、お香典をもって弔問に来てくれる方いました。
また、ふぶさんの勤務先の同僚など、実家あるA市までは来られないけどお香典を渡して下さる方もいます。
そういう方のために…と返礼品を多めに用意していましたが、四十九日をキリに余分の返礼品を返品。
葬儀会社へ葬儀費用の清算を行いました。
また、父の入院していた病院への支払い(未払い入院費用、死亡診断書発行費用、遺体ケアの費用など)、石材店への支払い(納骨費用など)などをすませ、頂いたお香典を集計。
これで葬儀関連の諸費用はだいたい確定しました。
が、この後に行う相続の手続きの際、故人の負債扱いになるもの(未払い入院費用、葬儀当日の諸費用など)と、遺族が負担するもの(弔問客への返礼品など)、遺族の資産となるもの(お香典、葬祭費・死亡一時金など)は分けて集計しますので、明細は保管です。
位牌を仏壇に安置
四十九日法要のあと、家の仏壇に位牌を納めました。
これで、おじいちゃんやおばあちゃんのとこへ行ったんかな。
身近な人が亡くなって、喪主やそれに近い人はてんやわんやで気が張っているけれど、四十九日のあとドっと疲れや悲しみが来る、ということをよく聞きます。
しかしまだ、相続関係の手続きはこれからだと思うと、気を緩めるわけにはいかない、と思いました。
次回から、相続手続き編に入ります。
※本記事では、固有名称は伏せつつ、できるだけ正確な記載に努めていますが、時期や地域等で事情は異なります。あくまでも一個人の事例と認識ください。
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